基本情報
タイトル
ベッドの上の心理学 感じるオトナのための保健体育
著者
DaiGo
ISBN
978-4-04-895688-8
概要
本著は「メンタリスト」による、オトナの(性的な)心理学を読み解くものである。
この本を手に取った人物は、何を求めて購入したのか、というのが気になる点ではあります。
(私はリサイクルショップで32円で売ってたので買いました。)
恋愛テクニック、ベッドでのテクニックを、心理学的(?)知見を交えつつ紹介しており、
本編内サブタイトルにおいても
「認知心理学」、「解剖学」などのワードが見られます、
心理学と書いてあるので購入したものの、
あまり関連性はそこまでないかもしれません、あくまでデータとして使われる程度でした。
考察
文献は、少なくはないですね、ざっと30冊(参考文献ページにまとめられているもののみ)。
ただ、参考文献なのでここでは。
「この本を作るにあたって、参考にした本」
という意味になると思います(出典のような記載はなし)
学術的な引用のようなものも本文中では見られますが、多くの引用(?)が
「○○(団体名)が行った調査の結果によると…」
であったり、
「ある調査では…」
であったりというような、嘘か真か怪しいような文章も散見されます。
先日紹介した「渋谷昌三」さんも引用されています、有名な方のようですね。
(何の本かは明記がないため出典は不明。)
(何のとは言いませんが)テクニックが欲しい男性諸君は参考になる書籍なのではないでしょうか。
心理学を学ぶために入りやすいところから、というのにはお勧めできません。
専門ではないので内容が正しいかは保証しませんが、
生理学分野の内容のほうが多く感じます。
感想
内容は…そうですね。
「モテテクニック」「夜のテクニック」「人生のテクニック」
といった感じでしょうか、私は別に性的な言葉で閲覧数を増やす気はないので
(というより、どんな言葉が規制に引っかかるか分かったのもではないので)
直接的な表現は控えますが、この本では、ごく普通に直接的表現がなされます。
不快に感じる方がいらっしゃるかもしれませんので、
心当たりのある方は、立ち読みでもしてから買った方がいいと思います、
そもそもからして、私もこういった本は買うタイプでも読むタイプでもないのですが、
先にも述べた通り、愛知県のリサイクルショップ(キン〇ル)で32円とかで売っていたので
ついつい買ってしまいました、安いというのは人の判断を鈍らせます、
読んで面白いか面白くないかといえば、まぁ面白いのですが、
いかんせん直接的な表現が非常に多く、
「どのタイミングで読む本なのかわからない」という謎の問題にぶち当たります。
しかしながら、毎回センテンスの終わりには、
本文を通じての具体的なアドバイスや注意事項などが
「男性向け」、「女性向け」に掲載されていたりと、
「メンタリスト」が何なのかはよくわかりませんが、
(少なくとも心理学派1ミリも関係ないのは確かです。)
非常に親切な「流れ」で本を読むことが可能になっています。
というかこれ、男性向けだけじゃなく女性向けにも売ってたんですね…
こういった発見があるのは面白いです。
あと私もご存じの通りニコニコユーザーなのですが、
この方もニコ生とかやってらっしゃるんですね、この本を読んで存在を知りました、
評価
信頼度
★★☆☆☆
読み物としての面白さ
★★★★☆
心理学書籍としての有用さ
★☆☆☆☆
オススメ度
★★☆☆☆
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