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【心理学書籍】学生のための心理統計法要点【レビュー】


基本情報


タイトル
学生のための心理統計法要点

著者
丸山欣哉・佐々木隆之・大橋智樹

出版
おうふう(桜楓社)

ISBN
978-4-273-03538-9

概要


本書は東北大学出身の三名によって制作された「心理統計学」の専門書である。
(執筆は丸山氏のみ、とのこと。)

教科書として使っている大学もあるかもしれない(特に出身校の東北大学)ですが、わたしはこの本は使いませんでした。
タイトルに「学生のための」とある通り、心理学科で習得する統計をほぼ網羅しています。
例えば「t検定」、「分散分析」、「χ2乗検定」、「因子分析」などなど詳しく述べられています。
また、参考文献にも多数の心理統計書籍が列挙されているため、そこから更に統計への見識を深めていってもいいと思います、


考察


引用文献は16件、とはいっても100ページもないこの書籍に十分すぎるほどの内容をこれでもかと詰め込んであり、
非常に読みごたえがあります。
(私は正直統計に関しては名前とか以外ほぼほぼ覚えていないのですが…←)
この一冊だけで(独学で)心理統計がマスターできるかというとよっぽど無理だと思いますが、
この本+何か(別の書籍、基礎知識、ネット資料)である程度の知識はつくのではないかと考えられますね。
心理学科の生徒の方は参考資料に忍ばせてもいいかも。

まぁ私が統計ができないのは「エックスバー(平均)」とか「ルート」とか「シグマ」とかが分かんないってのが一番大きいので、
普通に勉強してる人なら何とかなるんじゃないかなと思います。
数学の授業でやった覚えがあんまりないので、その記号が何を示すのかっていうのがイマイチわかんないんですよね←

余談ですが「おうふう」という会社はもうなくなってしまった会社なので、
多分中古で買うしかないと思います。

評価


信頼度
 

読み物としての面白さ
 ★★☆☆☆

心理学書籍としての有用さ
 ★☆

オススメ度
 ★★★



コメント

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