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要らないと言われがちな取っておきたい資格

先日は、私の社会人人生を振り返りつつ、
進学する必要があるのかないのかお話をさせていただきました。

言い忘れていましたが、せめて高校へは行ったほうがいいと思います。
私の叔父に一人中卒の人がいますが、「はがきに書いてある内容を電話で伝えることも困難」という人物です。
もう50前後?だったはずで、定職にはついていません。

はじめに


皆さん、資格、持ってますか?
私はいろいろと取得しました。
ほぼ使ってませんが、生涯学習という観点や、自分の視野を広げるために有効だと思います。
いわゆる「勉強の目標のため」ですね、目標のない勉強ほど身につかないものもないのです。
資格取得をゴールにすると、資格を取ったら終わりになってしまう。
なんて偉そうに話す方もいますが、勉強した経験があるのと、ないのとでは、それこそ天と地ほどの差があります。
そもそも、そんなことを言ってしまえば、学校に行く意味(特に大学)は無くなってしまいますからね。
(卒業がゴールだと思ってる人がほとんどじゃないですか?そうでない人も居るでしょうけど。)
そもそも、大学卒業なんてのも一つの資格みたいなもんです、学士を名乗れるわけですから。

で、まぁ何の自慢にもなりませんけど例として私の持っている資格や、合格した検定の一部を載せておきます。

第一種普通自動車免許(AT限定)
普通自動二輪免許(AT限定)
危険物取扱者(乙種4類)
心理学検定2級
日本語検定3級
紅茶検定 プロフェッショナル
茶道文化検定4級
書道・硬筆3段

細かい検定などを含めるとまだいくつかあります。

そんなわけで今回は日常生活に欠かせない資格である、普通自動車免許を除いた
就活に役立ちそうな資格をこの場で紹介していきます。
尚、免許はMTがおすすめです、社用車はいまだにMTが多いので。
ただ私のように自家用車以外使う気のない人間はATで十分です、全く要りません、車の好みの問題くらい。

役立つ資格


役に立つって何だろうなぁと思わなくはないのですが、(しかも人それぞれじゃないですかそんなの)
多分これが正解ってのはないのですが、「自分が取っておきたかった資格」、とか
取っておくと「何らかの保険になりそうな資格」であったり「それを足掛かりにスキルアップできそうな資格」
をいくつか紹介していきます。

「日商簿記(2級以上)」
これはあるといいですね、要らないっていう人めちゃくちゃいるんですけど、
転職サイト覗いてみるじゃないですか、だいたい2級以上って書いてあります。
当然簿記ですから、デスクワークが大半です。
これにプラスして表計算ソフト(エクセルとか)が使えれば重宝されたりもします。
必要ないといわれているうちに取得する人がいなくなったの?
と思うくらい簿記2級以上という条件を出してくる会社が多いです。
去年リクナビネクストで転職先を探していた時に身をもって思い知ったので、これは私も取っておきたかった資格です。
というか、取るべきせしょうね、私がもう一回大学生活に戻れるなら、登録販売者なんて目もくれず
(登録販売者を取ろうと躍起になっていたし、不合格だった。)
確実に取ると思います、事務仕事やりたいなーなんて人は必須にも思えますね。
1級あると強いです。

「第一種衛生管理者」
これは工場などに就職したい人は取っておきたい資格ですね。
大学通学中のアルバイトでも3年やれば受験資格が手に入ります(高卒は三年以上の実務経験が受験の条件)
なお大卒は一年以上の実務経験が受験の条件になりますので、就職して一年たったら
「スキルアップのために取得したいです!!」とか偉い人にお願いすればハンコをもらえますので、
お金や、時間に余裕があるようでしたら取得しておくことをお勧めします。
(なにより、必置資格であることよりも、働くうえで必要な衛生の知識が一通り見につきます。)
私も自分のハンコで受けられることをもう少し早く知っていたら、取っておきたかった資格です。
(店舗責任者や、部門責任者、社長などのハンコ+実務経験がいるんですね。
50人以上の事業所には1人以上置く義務があります(だいたいそのクラスの事業所だと社長がとってる)。
しかしながら、私が転職活動をしている時に一社目の担当者の人に
「工場で探してるなら、これは持っていたほうがいい」
と助言をされました(落ちましたが)。

「危険物取扱者 乙種4類」
別に乙4でなくてもいいのですが、これが一番一般的に知られてて、
ネット上でも豊富に資料が見つかりますので、スマホでも勉強ができます、オススメ。
いわゆる「可燃性液体」を取り扱うことができる資格です。
ガソリンスタンド、塗装業(塗料)、建設業(接着剤とか)と案外使える場所が多い資格の一つです。
老後の保険にもってこいの資格です(ガソリンスタンドなどで働けます)。
また乙種4類を取れば(1類でも何でもいいのですが)、
「それ以外の危険物の乙種の勉強量が減ります」
書店の資格コーナーに行くとだいたい
「危険物取扱者乙種4類」
「危険物取扱者乙種1.2.3.5.6類」
とかっていうようなパワーワード書籍があります。
これも4類から取りたい理由の一つなのですが
1「危険物に関する法令」(15問)
2「基礎的な物理学及び基礎的な化学」(10問)
3「危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法」(10問)
ってジャンル分けしてあるのですが、乙種一つでも合格すると
3「危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法」(10問)
だけになります、つまり35問を10問に減らせるのです。
4類を取得して「第1類又は第6類」、「第2類又は第4類」、「第3類」、「第5類」を取得していけば、
もう一つ上の危険物取扱者 甲種への挑戦権をゲットできます。
危険物マスターの日は近い…
(ちなみに乙種前部と甲種は取り扱える危険物の数は同じですが、甲種のほうが待遇が上です。)
国家資格ですので、2、3個取得していくと「しっかり勉強してるな」という印象も出てきますね。

「ITパスポート」
情報処理の基礎から学べる国家資格になります。
基本情報技術者試験や、応用情報技術者試験などの上位資格への足掛かりにもなりますし、
ITエンジニアや大きな意味でのシステムエンジニアに役立つ資格となります。
大学にいる間にとっておきたいですね、社会人になってからだと出遅れます。
ただ、基礎資格になりますので、新卒でもない限り上位資格を取っておいたほうがいいと思います。
私も基本情報技術者くらいまでスキルアップのためにとれたらいいなぁ位の気持ちでやっています。
IT業界を目指している人は取っておいても損はないと思います。

「その他の運転免許」
これは工場や現場作業を目指す人向けですね。
フォークリフトは食品工場や物流工場でも使いますからね。
時間とお金に余裕があったら取りに行くのもいいと思います。

総括


結局は自分のやりたいことに関する資格を取っておけばいいと思います。
私も取りたい資格はあるのですが、大学院を出ないといけないんで諦めました、臨床心理士です。
実務の授業とかがあるんで、(近所の大学では)仕事と並行しての大学院への進学も無理でした。
ともあれ、ソムリエになりたいのに発破技士の資格とか
医者になりたいのに臭気判定士の資格とか目指しても
自己啓発にしかならないので、そんなんだったらまず夢を追いましょう。
ただ漠然と生きてるなら、暇つぶし感覚でいいんで取っときましょう。
大学とかだと構内で資格試験や勉強会を開催してたり、単位に認定される場合もありますので、しっかり調べてからやるといいと思います。

少なくとも生きていくうえで絶対に重要であるものの一つが「幅広い資産」だと思います、
先述した知識はもちろん、人脈や、純粋な意味での資産(お金)もそうです。
若いうちから、その自分の「資産運用」(一般的なお金の件でなく上記のような)を大切にしていきたいですね。


私のこのお話はあくまで一つの意見である、そういう考え方もある、という程度に考えておいてください。
盲目的な考え方はあまりよろしくありません。
私は失敗した側の人間なので。

コメント

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