スキップしてメイン コンテンツに移動

ゆっくり先生の鉱物教室は、どうして生まれたのか?



題名の通りの内容です。
鉱物講座の新作をを現在作成中なのですが、なぜ私が鉱物教室を作り始めたのか、
それに至る経緯をお話ししようと思います。

鉱物との出会い


オパールの保存の回で、お話が出たかと思いますが
「私の友人に鉱物マニアがいる」のです(正しくは、その友人のおじいちゃんだったはず)
彼が鉱物のコレクションを見せてくれたのですが、
そこで初めて、宝石としての石でなく、原石としての石の面白さを知ります。
なので私はルース(研磨)より原石が好きなのです、
「こんなものが自然に落ちているのか…なんてこった…」と。


誰もが心を躍らせる形の「蛍石(フローライト)」…エヴァで言うところのラミエルでしょうか。
しかしながらその結晶系は、もこもことした球状になっているものもあります。
緑や水色、紫、透明、様々な色がありますね。

あるいは「石英(クオーツ)」
六角形に先のとがった形状、窓ガラスに傷をつけられるという物珍しさ、
そして何よりも色、形、大きさの豊富さ。
「私も一度は水入り水晶をちゃぽちゃぽしたい…」
「松茸水晶を眺めて無駄に大笑いしたい…」
様々な好奇心が私を突き動かしました。

私がちょうどそのころに購入したのが
「ポケット版 学研の図鑑 7 鉱物・岩石」です。



ポケット版というサイズの子の図鑑は非常に持ち歩きやすく、(ポケットに入るサイズなので)
学校の手荷物に忍び込ませるのも容易で、(私は経験がないですが)フィールドでの使用もできます。
図鑑とは情報量の多さから大きいものが多いのですが、このクラスのサイズのものがあると、非常に取り回しやすいと思います。
所謂「新書サイズ」でありながら、
地球の誕生から、火山のしくみ、鉱物、岩石、化石、採取方法、産地や博物館などの情報を網羅しています。
今は(私は持ってないのですが)学研のものだと
「新 ポケット版 学研の図鑑 鉱物・岩石」(上記の新版)であったり



「学研の図鑑 LIVE(ライブ)ポケット 岩石・鉱物・化石」(スマホAR対応)であったりと、



新たな鉱物図鑑も増えています。
あと小学館のもありますね。

鉱物に興味のある人は是非一冊は持っておきたいですね。
何より一冊1000円くらいなので、お小遣いでも買えちゃうような図鑑なのです。
これはもう買うしかない。

って感じで買って、あの動画が作られたのです。

「ゆっくりせんせいのーーーーっ!!こうぶつきょうしつーーーーっ!!!!」

――もっとも、その動画はそれから何年も後に生まれたのですが…

なぜ講座動画を作ったのか


これはニコニコでの活動を知っている友人からたまに聞かれたのですが、「自分の知識を深めるため」です。
他人に教えられるくらい詳しくあるべきである、というのは私の大学の教授の弁です。
ただ、一般的な「鉱物好き」の方よりは、間違いなく詳しくないです。
私は、本で読んだ知識を頭の中でまとめてアウトプットしているだけです、
実際、(機会がないこともありますが)ミネラルショーなどへは足を運んだことはないですし、
石のコレクションもそう多くはありません、ほとんどが頂き物や海外のお土産です。
(先日の珪化木は父親がインドネシアかシンガポールで買ってきたものだと思います。)

ただ、そんな風な「にわか」にでも、勉強することである程度の域まで行ける。
→じゃあ、知りたい人って潜在的にもっといるんじゃない?
ということで、私が若い頃に「欲しかった」もの、を超マイペースで製作し投稿している所存です。
図鑑を買うのにもお金がいるじゃないですか、安いものだと先ほどの図鑑が1000円ほど。
大きな図鑑や専門書だともっと高価だったりします(むしろ学研の図鑑が異常に安い)。
でもニコニコなら無料で見ることができる。
(それまでに培ってきた私の知識は有料だったとしても、そんなものはどうでもいい。)
私の理念である「全ての者に等しく教育を」の入り口にようやく立てたんじゃないかなと思います。
心の化学入門(これは今後継続しつつも「ゆかり先生とゆっくりの実験心理学(仮)」にリニューアル予定、)も同じです。
知識の安売りはやめろ、など意見はいろいろあるとは思いますが、「心理学を専門に学んだ」ので
心理学を学びたい人たちに門戸を開こう、というスタイルで始まっているのです。
(心理学動画についてはいずれまた書きます。)
お料理教室は…まぁ趣味です、動画化もしたいんですけどいかんせん実家暮らしなもので、なかなか…。
包丁研ぎとかも講座にしたいですね、そこまでの実力があるかは別ですが。

鉱物教室の今後


動画投稿に関するモチベーションはあるのですがいかんせん忙しく、
(いや、近頃は講座動画Wikiの編集を手伝っていたりしていたので、時間がなかったかっていうと嘘になるのですが…)
最新パートで述べた通り、「単一の鉱物を短めに紹介していく」というスタイルで行くことになるかと思います。
精神的に落ち着ける暇がなかなかないのです、パソコンの前に座っても動画を作る気にはなれず。
不思議と今みたいに無心で文字を打ち込んでいると、いやなことを忘れていられるんですよ。
何より動画自体をもう忘れられているので、このまま消えてしまってもいいのでは…?
とは思うのですが、ニコニコ鉱物学科(仮)の発展のためにもう少しだけ頑張っていこうかな、という次第です。
この前Part2も10000再生行きましたしね、ありがたいことです。
もう少し更新頻度を上げられたら、もう少し再生数も伸びるんでしょうけどね。
YYYな性格なのでいけませんね…「や(Y)りたいことをや(Y)りたいときにや(Y)る」
ま、だらだらと続けていきます、「ゆっくりせんせいとのおやくそく」です。

25LCsと鉱物教室


先日、といってももう去年くらいの話になるのですが、ニコニコラーニングコモンズという団体(サークル?)で活動を行っています。
鉱物動画は…うーん、講座動画投稿祭とかでいいテーマに当たればやろうかな、という感じです。
学術的にやったことがあるわけではないので、しっかりとした講座が作れないんですね。
そもそも鉱物学ってなんだ?っていう感じなので(白目)

私も鉱物に関しては「フォトジェニック」なのが一番のポイントだと勝手に思ってるんで
文字とグラフと地形図だらけの講座動画は作るのも見るのも大変な気がしてなりません。
正直そこじゃないですか?この動画のメインって、多分きれいな鉱物の画像を見に来ている人が多い。
それでいいと思うんですよ、そこから興味を持ってくださって、鉱物学の道に進んでくれてもいい、
鉱物を集めようとか、こんな宝石身に着けたいなとか思ってくれてもいい。
初心者の初心者向けの講座という立ち位置でやっていきます、それでいいと思います。

あと前述した心理学動画はしっかりナンバリングして作りたいと思っています。
腐っても心理学科卒なので、私の得意分野で、私は少し前に立ち先導するのみです。
講座動画を作れそうなネタはまだいくつか持っているのですが、
それをどこで使うか、少し悩んでいるんですよね。
それにいくつも掛け持ちして、結局すべての投稿頻度が下がってしまえば何の意味もない。
ゆっくり動画って滅茶苦茶手間かかりますからね。
私は素材も少ないし、省エネ動画なのでかなり楽な方ではあるのですが、それでも、です←

ただでさえ肉声実況が一つ増えたというのに…(自業自得)

鉱物教室でやっていきたいこと


仕事が来月から変わって、本当に休みがちゃんと取れる会社なのであれば。
という条件付きですが、
課外学習を増やしていきたいと考えています。
今現在行こうと思っている場所は
「川」、「公園」です、愛知県内(居住地)にもあるところはあります。
(実はもう一か所行ってはいるのですがトラブルで動画化は諦めました。)
ミネラルショーの様子を撮影したり、そういうとこでしか買えなさそうな書籍を買って紹介したり。
(取材なんてのはこの弱小動画投稿者にはとても無理です、一切顔も効きませんからw)
今年名古屋では2020年8月29日、30日に開催するそうです…ちょっと遠いですね。
ただ3月1日には石フリマもありますので、まずはいけたらそこかなぁといった予定です。
(その次は石フェスなんてのも待ち受けています、どっちかは行きたいですね。)
課外学習の相棒の手が空いてるといいんですがね。
なにより頭脳は多いに越したことはない。

あとリクエストにちゃんと答えていきたいですね、案外対応しきれてないリクエストも結構あるので…
私もリクエストをメモ帳に保存しようかな…
(最近どこかの投稿者さんの雑談タイムでその可能性を知った)

最後に


ゆっくり先生の鉱物教室は、今後もゆっくりと更新予定です、
今のところの予定としては、2月中に更新の予定を立てています(2020/01/30更新時点)。
少しいい鉱物ネタも思いついたので、それも動画化していこうかな?
とは思っているのですが、うーん、長丁場になるのでシリーズ終了までに何年かかるやら…(白目)
ともかく、まだまだ頑張っていきます!!


コメント

このブログの人気の投稿

【心理学者解説】スキナー スキナー箱って何だろう?

  かなり久しぶりになりましたが第二回。 ネズミやハトなどを用いたスキナー箱実験や、オペラント条件付けでおなじみの スキナーについての紹介となっています。 実験心理学分野で、学ぶことのない大学はないのではないか? と思われる二人の紹介をしてしまったので、興味を持たれた方は是非、 ご自身でも心理学の書籍を読まれてはいかがでしょうか? まとめプリント 当該動画内で紹介したことを簡単にまとめたPDFとなっています。 オンラインストレージMediafireに格納してあります、そちらからDLしてください。 https://www.mediafire.com/file/90f1ejdw74y2nxr/Skinner.pdf/file まだ動画をご覧になっていない方はこちらからご覧いただけます。 権利表記 (以下全てウィキメディア・コモンズ経由で) Ranthambore wild animal pigeon.jpg (トリミングしています-CC BY-SA 4.0) https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ranthambore_wild_animal_pigeon.jpg Abhipalsinghjadon1 (2015), CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0 B.F. Skinner.jpg (トリミング、拡大しています-CC BY-SA 4.0) https://commons.wikimedia.org/wiki/File:B.F._Skinner.jpg Msanders nti (2015), CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0 B.F._Skinner_at_Harvard_circa_1950.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:B.F._Skinner_at_Harvard_circa_1950.jpg  Silly rabbit (1950), CC BY 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by/3.0 Skinner_box_scheme_01.png

要らないと言われがちな取っておきたい資格

先日は、私の社会人人生を振り返りつつ、 進学する必要があるのかないのかお話をさせていただきました。 言い忘れていましたが、せめて高校へは行ったほうがいいと思います。 私の叔父に一人中卒の人がいますが、「はがきに書いてある内容を電話で伝えることも困難」という人物です。 もう50前後?だったはずで、定職にはついていません。 はじめに 皆さん、資格、持ってますか? 私はいろいろと取得しました。 ほぼ使ってませんが、生涯学習という観点や、自分の視野を広げるために有効だと思います。 いわゆる「勉強の目標のため」ですね、目標のない勉強ほど身につかないものもないのです。 資格取得をゴールにすると、資格を取ったら終わりになってしまう。 なんて偉そうに話す方もいますが、勉強した経験があるのと、ないのとでは、それこそ天と地ほどの差があります。 そもそも、そんなことを言ってしまえば、学校に行く意味(特に大学)は無くなってしまいますからね。 (卒業がゴールだと思ってる人がほとんどじゃないですか?そうでない人も居るでしょうけど。) そもそも、大学卒業なんてのも一つの資格みたいなもんです、学士を名乗れるわけですから。 で、まぁ何の自慢にもなりませんけど例として私の持っている資格や、合格した検定の一部を載せておきます。 第一種普通自動車免許(AT限定) 普通自動二輪免許(AT限定) 危険物取扱者(乙種4類) 心理学検定2級 日本語検定3級 紅茶検定 プロフェッショナル 茶道文化検定4級 書道・硬筆3段 細かい検定などを含めるとまだいくつかあります。 そんなわけで今回は日常生活に欠かせない資格である、普通自動車免許を除いた 就活に役立ちそうな資格をこの場で紹介していきます。 尚、免許はMTがおすすめです、社用車はいまだにMTが多いので。 ただ私のように自家用車以外使う気のない人間はATで十分です、全く要りません、車の好みの問題くらい。 役立つ資格 役に立つって何だろうなぁと思わなくはないのですが、(しかも人それぞれじゃないですかそんなの) 多分これが正解ってのはないのですが、「自分が取っておきたかった資格」、とか 取っておくと「何らかの保険になりそうな資格」であったり「それを

高圧ガス第一種販売主任者 合格体験記

  年に一回しかやっていない試験ってプレッシャーありますよね。 まぁ私は落ちてもそこまで痛くはないのですが… この高圧ガス第一種販売主任者という資格は その名の通り高圧ガスを販売するときに使う資格ではあるのですが、 ・実務経験により販売主任者になれる(LPガス以外) ・特定高圧ガス取扱主任者になれる(LPガス以外) ・特定第一種圧力容器取扱作業主任者になれる(申請にて取得可能) というような資格となります。 ぶっちゃけ言ってしまうと、第二種販売主任者免許のほうがおすすめです。 簡単に言うと 第一種…LPガス以外のすべてのガスの販売 第二種…LPガスの販売 なので、「あれ?種類が多いのは一種じゃないの?」と思う方もいるかとは思うのですが、 LPガス以外のガスの販売って何かありますかね? という話になるとちょっと雲行きが怪しくなるんですよね。 (二種はいわゆるガス屋さんで評価が上がります。) 理系の人とかは上位科目の高圧ガス製造保安責任者(乙種)を狙ったほうがいいと思います。 私はちょっと無理ですが… 合格すると黄色い紙が届きます。↓ 申請しておおよそ三週間で免状が家に届きます。 コロナのせいかかなり時間がかかりましたね… 中身はこのような感じ、 カードではなく厚紙がカバーに入っている感じの免状…。 心得の3に「必ず本免状を携帯すること」とありますが、すぐボロボロになりそう…。 皆さんどうやって携帯してるんでしょうかね… 試験勉強 大体ですが、勉強時間は2か月くらい、40時間とかですかね…。 もうちょっとかな。 危険物の試験と同じような流れなのですが、これが結構難しく、 ボイル、シャルル、フックの法則や材料力学などの理系には易い内容から、 ガス容器や調整器、保安設備など暗記するものもたくさんあります。 そしてテキストなんですが公式(高圧ガス保安協会)のものしかなく、 さらにわかりにくい(講習用テキストなので?)ので順調には進みません…。 そんなわけで、オーム社の問題集を買って勉強するんですが、 テキストもなしにうまくいくはずもなく… ↓ そんなわけで、全くの素人Fラン文系大卒はテキストを読んでは問題集を。 問題集のわからないところをテキストを読んでググって… と非常に時間がかかりました。 でも頭のいい人はこの問題集だけでも合格するらしいので、 自信がある人はそれでもいい