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第二級陸上特殊無線技士 合格体験記

 

ここ資格取得ブログじゃないんですけど、
それくらいしかモチベーションを保てることがないんで、
なんだかんだと資格の話ばかりしていますね、そのうち終わると思います。
学力が追い付かないので…(汗)

今回は二級陸上特殊無線技士という試験にチャレンジしてきました。
富士山、さくらなどのホログラムが今までになく上品です(写りませんでした…)。
KHK(高圧ガス保安協会)の免許証も少しは見習ってほしいものですが…(小声)
いや、デザインはいいんですが携帯したらボロボロになりそうですしせめてカードに…

あ、こちらが二級陸上特殊無線技士の無線従事者免許証です。




無線関連の免許っていっぱいあるんですよ。
20くらいあるはずなんですけど、
で。アマチュア無線以外の無線免許を一個でも取っておくと、
消防設備士甲種の受験資格になるんですね。
私はそのための受験でした、でもトランジスタとかそういった機械関係に関しては
今の職場でも結構聞くので(NPNとかPNPとか)ほかの無線資格も挑戦しようかなと思います。

何に使う免許なの?って話なんですが、
第二級陸上特殊無線技士免許(二陸特)はスピード違反の取り締まりの機械に使うらしいですね。
私には一生使う機会のない装置です、ええ。

とはいえなんですけど皆さん、三陸特か二陸特で迷ってるなら、二がおすすめです。
難易度そんなに変わんないらしいんで、せっかくなら上の資格を目指しましょう。
まぁ、難易度の件については本当かどうか知りませんけどね。
三陸特が90%前後、二陸特が80%前後の合格率らしいです。
三陸特取った人が二陸特に挑戦するとしたら、もう頭の中に基礎が入ってるはずですから
若干二陸特のほうが多く知識持ってる人が受けてそうですが…。

甲種消防設備士の受験資格だけほしい方は三海特がいいです。
なんと正誤のみを問われる試験なんだそうです(つまりマルバツ問題)。
6割で合格なんで、2-3回受験すればノーベンでも受かると思います。
私もそのうち受けようと思います(でも受けるなら二海特かな…)。

試験勉強


ええと、今回の試験では本当に勉強ができなくて(というのも仕事が忙しく)
教科書の4/5位を読み終えた時点で本番が来てしまいました。
勉強時間的には多分3時間くらい…?
(2週間後にエックス線も受けようか悩んでたけど受けなくて本当に良かった)
まぁ、話に聞いていた通り簡単な試験…というわけでは決してなく、
「ちゃんと勉強して覚えてくれば複雑な問題もないし合格しますよ。」
といった感じでしょうかね。
全く勉強しなくても受かるというような甘い試験ではないことは確かです。
聴いたことのない言葉がわんさか出てきます、特に無線工学のほう。
 FM(F3E)送信機とかパルス符号変調(PCM)方式とか
 AFC回路、AGC回路、IDC回路なんて言われたってわかんないですよね。
勉強は必要です、覚える範囲が狭く浅いから簡単だという話ですね。
4択で運がよかったのと、法令の届出辺りの運用が危険物や高圧ガスと似通っていたので、
何とか合格に漕ぎ着けたという感じですかね。

資格が資格なものですから、
・無線免許が必要で受験する人
・消防設備士の受験資格が欲しい人(芸能人にもいますね)
・勉強する範囲が結構狭いこと(危険物や消防設備士のテキストの半分くらいです)
・簡単だと聞いていて落ちたら恥ずかしいこと(そんなことは実際ないんですが)
・学校や企業なんかで受験を推奨(あるいは半強制)している場合も多いこと
なんかも相まって合格率が高いんじゃないかなという印象でした。
欲しい人や、必要な人、勉強させられる人が多いということですね。

危険物乙4とかと違って将来ワンチャン役に立つ資格(ガソスタバイト)でもないので、
記念受験したろ!!みたいな人たちによる合格率低下は少ないんじゃないかなと思います。
(資格取得マニアだったら普通に勉強するでしょうし…)

とはいえ、教科書の1/5全く読んでない状況でも運が良ければ合格できる資格なので、
まぁ、確かに簡単な資格といえなくもないか…と思いました。
何度も言いますが、テキストは今までの本の中で一番薄いです。
(過去問とか問題集の類は買っていません)
やっぱそう考えると簡単な部類ですね。

ちなみに1/5読んでないとどうなるかというと、
・業務に従事しているとき免許所をどうしなくてはならないか?
 …携帯する。
というアルティメットウルトラハイパースーパーサービス問題が解けなくて1点失います。
(私です、ちなみにおぼろげなタクシーのイメージで「無線局に備え付ける」かと。
 ほら、ハンドルの左に免許証みたいなのあるじゃないですか、多分社員証ですけど…
 タクシーなんて生まれてこのかた1回しか乗ったことがないもので…)。
危険物でも高圧ガスでもフォークリフトでも自動車でも携帯するのが正解なので、
皆さん教科書読んでなかったとしても間違えないようにしましょうね←。


テキスト4/5回読んだだけなんで、
もうアンテナの指向性とかベース・コレクタ・エミッタの関係性とか忘れてます。

あれです、CBTだろうが、ペーパーだろうが試験問題を何10とか100とかってストックしといて、
そのまま(一部改訂して?)出題する試験形式(試験問題に番号が振ってある)なので、
教科書ザっと読んで過去問ばっかりやってたら二陸特まではほぼ合格すると思います。
だからと言ってさぼりすぎないように…

感想


合格できてよかったなぁ、という心地です。
試験時間は1時間で、30分で退室できるんですけど学生さんが大半だったせいか、
みーんな30分で帰っちゃって35分時点で私含め3人しかいなくなってしまったので
流石の私も(バカなんで試験時間いっぱい見直しするのですが)40分を待たずに退室。
桜花会館(名古屋の試験地)を出るや否や(落ちたかもなー…)と落胆したものです。

まぁ、試験自体は今後CBTメインになるので、
以前よりもかなり多くのタイミング、場所が提供されますが、
落ちたら落ちたでまた申請しなくちゃならない(写真をwebで送信しなくてはならない)
ので、面倒だなぁと思っていました。
前回(去年?その前?)落ちた消防設備士も甲種の受験資格を得たので順次埋めていきたいな。
と思う次第です。



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