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【生涯学習】メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種、Ⅲ種合格体験記


合格したものしか書いていないから合格体験記。
かと思いきや、そんなに受験してないんですね。

余談ですが今勉強してるやつはちょっと自信がないので記事にならないかもしれません…

ということで、
皆さんメンタルヘルスマネジメント、してますか?
いや、「心の健康管理」と言い換えた方がしっくりくるのかもしれません。

この検定では大阪商工会議所から心の健康管理についての知識を問われ、

Ⅰ種(マスターコース)…幹部、人事労務管理者向け
Ⅱ種(ラインケアコース)…管理職向け
Ⅲ種(セルフケアコース)…一般社員向け

というような勢いで3つの分類がされています。
(被ってはいますがそれぞれ別の内容を問うので上位互換、下位互換という関係性ではない。)
そんなわけなので、Ⅰ種、Ⅱ種では「セルフケア」に関する内容がありません。
なので、甲種、乙種、丙種ではなく、このような分類になっているものと思われます。

雑な撮影ですが左がⅢ種、右がⅡ種の合格証。





ちなみにですが、Ⅰ種に関しては今の所受験予定がありません。
まず、合格率がだいぶ低い(第29回試験ではⅡ種が56.5%なのに対し、Ⅰ種は21.3%)
それと、論述試験があるので付け焼刃の知識では難しいこと。
あと、私幹部でもなければ、そもそも管理職でもないですし。
まぁ、正直言うと、「多分受からないんで」やめときます、という感じです←

勉強時間とかは?


仕事の休憩時間と、出社して車の中で時間つぶしのタイミングを使って
どうでしょう、Ⅱ種、Ⅲ種合計で10時間くらいですかね、実際の勉強時間は。
一か月くらいの勉強期間でしたが、会社の休憩も実際そんなに取れてない
(45+15分休憩でご飯食べる時間を合わせても20分くらいしか休憩できない日が多い)
とは言え、いつもの「教科書一回読む+一夜漬け」戦法で何とかなりました。

まぁ、なんていうんですか、やっぱり心理学科出身なので
ある程度の事前知識はあるというか、それがいい方に味方してくれましたね。
多分、「あー、聞いたことあるわ」とか「コーピングね…」とかっていうのが
あるのとないのとだとだいぶ違ってくると思うので。

ちなみに私が使ったのはいわゆる「犬本」というやつです
(メンタルヘルスマネジメント界隈では有名らしいですね。)
↓こんな本です



犬本っていう意味が0秒で理解できますね(白目)
内容は非常にわかりやすいのでお勧めですよ。
公式の本よりファンシーなのでとっつきやすいというのもあるかもしれません。

Ⅱ種、Ⅲ種併願予定の人は、公式テキストより安上がりに済みますので、
非公式テキストがいいと思います(公式は1冊ずつ)。
なんの参考にもなってないと思うんで一応の予想を立てますけど、
Ⅲ種…10時間
Ⅱ種…20時間
併願…合わせて25時間
くらいやれば行けると思います。
ただ、全くこういった部門に親しみのない方だと、覚えるのに時間がかかるかもしれません。

何かの役に立つ?


ええと、正直基本的には役に立たないですね。
私が秘密裏に取得している紅茶検定(初級、中上級、上級)と同じで、
あくまで「そういった知識がある」ことを測る検定でしかないので、
これがあるからと言って人事になれるとか、相談役になれるとか
あるいはカウンセラーになれるとかっていうのはないです。
ただ、大阪商工会議所が主催しているので、
「企業が公式に取得を推奨している」という場合があります。
公式HPに申込者数が多い法人ランキングを掲載しているということもあり、
(合格者数ではないのか…という点は黙っておこう。)
企業単位でメンタルヘルスマネジメントに率先して取り組んでいるようなところだと、
合格者に手当てが出たり、評価されたりということもあるかと思います。

一般的な会社だと、
「社員がどんな資格持っていようが必置資格や必須免許でない限り関係ない」
というところがほとんどだと思います。
私の会社でも資格や免許を取得しても報告する機会が一切ないので、
会社は私が危険物取扱者乙種一類を先日取得したことを知りません。
そんな会社がほとんどじゃないですか?
確かに「必要のない資格」をなぜ評価しなくちゃならないのか?
という話ではあるのですが…
(新しいことを取り入れる意欲が高いというのは十分評価に値すると思いますけどね。)

とは言え、鬱だの、パワハラだのが横行する昨今
何かしらの評価がされる資格なのではないかと思います。
NPO法人とかでなく、商工会議所主催ですしね。
民間資格の中ではまだ評価されやすい方なのではないかなと感じています。

まぁ、私は正直生涯学習だと思って取得しているだけなので、
特に気にしていないのですが…
生涯学習ならあえて役に立たない上に金がかかる資格を選ぶ必要はないのでは?
という指摘に対しては、
ゴールが設定されていることがモチベーションを保つきっかけになる。
と言うしかないので、その辺は個々人のお好みでやればいいんじゃないですかね。

今回はここまで。

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