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「勉強」という言葉を逃げ道に使わないこと。

 

こんにちは、久しぶりのブログ投稿です。

今回は私の友人(の中で最もダメな人)との会話から、
彼のようにならないようにする戒めを兼ねて書いていこうと思います。

ニートの友人との会話と私の考え


さて、彼の名前はD君(仮名)簡単なプロフィールを書きます。

最終学歴:名前を書けば受かる高校(近所でも有名)
ニート歴:現在まで続けて7年くらい?
主な収入:友人の足(車運転のお駄賃)
主な職歴:塗装屋、太陽光パネル設置屋、パチンコのサクラ
趣味:車いじり(某メーカーの最高級乗用車所持、現在ナンバーなし)
タバコ:1日多い時に1箱程度、少ない時は数本

まぁこんなところでしょうか。
一応普通に友人なので、いろんなことはぼかして書いていますが…
兄弟姉妹に逮捕者がいたりするいわゆるヤンキー家庭です。
(とはいえ友人です。)

上記のようなことは別に私にとっては些末なことなので、
特に何とも思ってないし、タバコの1箱くらいならと思って奢ってたりもします。

そんな彼とこの前こんな話をしました。




今何してるの?

 ---今は就職のための勉強してるよ!!

おお、すごいやん!何の勉強??

 ---字を綺麗に書く練習と、面接の練習かな。

????

 ---面接の練習はわざわざ会社まで行って面接受けに行っとるでね!

????

 ---字を書く練習ももう大学ノート15冊くらいになったかな。

それと?

 ---あとは漢字とかも読めるようにしたいからラノベ読んどるよ!!




さて、あらかじめここで言っておきますが、彼は健常者です。
障害があるわけではなく、ただ単に勉強してない人です。

ついつい老婆心と言いますか私はこんなことを言ってしまったんですよ。

「あのさ、時間が有り余ってるんだったら資格とか取るのはどうよ?
 本とかも一通りあるから全然貸すよ?」

それもそのはず、私は現在進行形で資格勉強を続けています。
会社に行かなくていいのであれば十分に勉強ができるし、
勉強(?)をするモチベーションはあるみたいなので、その時間を有効活用すべきでは?
と思うのは多分ですが至極当然の事です。

それに対して彼はこう言いました、

 ---お前にまでそんなこと言われるとは思わんかったわ。

詳しく聞いてみると彼の(やんちゃな)仲間たち
勿論やんちゃしてる人なんで、土建屋とか塗装屋とか運送屋とかが多くて(偏見だけど事実)
みんな若く結婚して子供もいるんですね。
で、その友人たちにさんざん言われた。とのこと。

で、友人連中のなかで異質な私(やんちゃ出来ない、結婚してない、大学出て普通に働いてる)
ならばわかってくれる(何を?)と思っていたようで、
私にとってかなり予想外な意見をしてきました。

 ---せっかく俺がやる気になって勉強してんだから黙っといてくれん?

さすがの私も怒りを通り越して呆れてしまったのですが、彼はいたって真面目に言いました。
あ、ちなみにLINEですので、面と向かって話してはいないです。

勿論私も本当に心配している(今の彼の考え方を)ので反論します、

「あのさ、こんなことは言いにくいんだけど、社会人やってる俺ですら
 もしもの時、万が一のことを考えて1から勉強して資格とか取ってるんだよ?
 字を丁寧に書く練習、漢字を読む練習っていったい何をしたいんだ?
 しかも面接の練習とか言って、会社に冷やかしに行くのはよくないよ。」

至極真っ当な意見だと思います、私だって真面目な時は真面目です。
危険物とかの免許を取得していますが、私は完全に文系育ち、心理学科卒なので
ほぼ知識0からのスタートです。
大学出てるから簡単に取れるなんて虫のいい話ではないのです。
(そりゃ頭のいい人は取れるでしょうけど。)

そもそも論なのですが、
彼が今までやってきた仕事で、
履歴書を丁寧に書く必要性、漢字が読める必要性、面接がうまくできる必要性。
があったものって一つもないんですよ。
親の紹介で(塗装)工場で務めてたので面接とか全部なかったとも言っていました。
勿論そういった仕事ではなく、普通の仕事に就きたいというのも分かるので、
こう続けました。

「そんなことしてる暇があるなら週に1日でもいいからコンビニとかでバイトした方が
 よっぽど役に立つしたばこ代だって稼げるよ。
 何よりニート歴を増やさずに済むじゃん。」

これも当たり前の意見だと思っています(私がすべて正しいと言いたいわけではないのですが)
好きに生きていきたいのであればそれでいいと思います、
それで早死にしたり、苦労して長生きしたりもいいと思います。
ただ、多分そうであるならば「勉強」なんてしないと思うのです。
多くの方が勘違いしてるのですが、
ニートとバイトにはかなりの差があります。
10年無職と、10年バイトだったら後者の方を選びますよね、当然ですが。
でも週5バイトと週1バイトにはほとんど差はないです。
何故ならば、
「どちらも2000年5月から2004年3月まで薬局でアルバイト」
と職務経歴書に書けるからです。

実際、私の従妹は某野外民族博物館で
コロナ化の中1か月に2日というシフト(しかも客が少なかったら2時間くらいで帰らされる)
で働いていましたが、普通にバイト歴に記載していました。
(2日しか働かなかったのではなく、シフトに入れてもらえなかった。)
給料は月に7000円を切ることもあったとか…w

私が伝えたいこと


そんな感じでやんややんやと言い合って終わったのですが
(険悪な関係にはなっていません。)

私が伝えたいことは表題にもある通りです。

「勉強」という言葉を逃げ道にするな。

ということです。
勿論本当に必要でやっているのであればそれはOKです。
新しい知識を得るのが趣味だったり、
仕事に生かしてスキルアップしたいとか
転職のために今の仕事と関係のない資格を勉強するとか、
私のようにもし明日クビになったら…と転職の幅を増やす人もいるでしょう。

でも彼の場合違うんですよね。

働かなきゃいけない。
という事実から目を逸らすために
「やる必要のない、意味のないことをして勉強と言い張っている」

これは本当によくない考え方だと思います。
自分を正当化するためにまるで意味のないことを意味があるように表現する。

 ---俺だって頑張ってんだよ?お前と違ってバカだからさ。

と言われたのですが、
バカだから時間の有り余ってる今、やる気が乗ってる今やるんだろ?
という意見しか出てこないので、
それはやらないよ。というのであれば、
あぁ、じゃあやっぱりやる気なんてなくて「逃げるために勉強って言ってる」だけなのね。
という感じ方をされても仕方がないわけです。

勉強するというのは、
努力をすることであって、逃げるための言い訳ではない。
ということですね。

モチベーションという言葉から縁の遠い人生を送ってきたので、
そんなに勉強に対してモチベーションあるならもっと有意義な勉強しようよ。
とついつい口に出してしまった私もまた、クズなのです。

と言う所で今回は締めさせていただこうと思います。

それでは。

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